2016年10月20日
2016年10月度 ゴミ屋敷勉強会 

SPゴミ屋敷

 

年に数十件のゴミ屋敷に対応してきたゴーゴースタッフも、近年、増え続けているゴミ屋敷の多様化に対応できるようにゴミ屋敷問題について意見交換及び勉強会を開きました。

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数年前であれば、ゴミ屋敷に陥る原因は「総合失調症」・「認知症」の方が多くみられました。もちろん、単純に多忙で掃除が出来ない方もいらっしゃいますが、このケースは生活環境を見直せば健全化に戻ります。また依頼者もどうにかしようという心構えがあるので、私達もアドバイスをしやすかったです。

 

しかし、昨今は「片付けないとダメ」「整理整頓」「清潔にしないとダメ」といくらアドバイス、指導、叱責しても無意味なばかりか、余計なプレッシャーを与えて逆効果の場合もあり、さらにはゴミ屋敷ですら個人の個性という捉え方をするメディアも出現するようになりました。

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(認知症)

 

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(ADHD)

テレビなどで度々紹介される「片付けられない部屋」「ゴミ屋敷」「汚部屋」の住人は、単なるズボラやだらしない性格の人ではなく「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」「アスペルガー症候群」など、発達障害や「セルフネグレクト(自己放任)」「統合失調症」「認知症」と言われる精神疾患の可能性もあります。・・・といっても病気だからいいという問題でなく、やはり近隣の方への影響やはかりしれません。

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2時間に及ぶ勉強会の最後に、事例発表を行いました。

 

ゴミ屋敷を減らす為に出た最終的な結論は、地域交流を増やし、また高齢者への見守り意識を高く持つことだと思います。ゴミ屋敷なんて他人事のように感じる方もいると思います。しかし、隣接した家がゴミ屋敷なら・・・火災の恐れがあります。

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子供たちが通る通学路に空き家があれば、不法投棄や、児童の連れ込み場所になり大変な事件に発展する可能性があります。

 

町に住み暮らす人々が安心に暮らせるように、地域で助け合い、相談する場所・機関が必要ですね。

といっても無縁社会になってしまった現代は、なかなか相談相手がいないので、その相談の役割をゴーゴーお片付けの家財整理士が担えればと考えています。

 

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